2004年9月19日
山本 様
 
こんばんは。
今日は昼過ぎまで子供の運動会に行っていましたが、船のエンジンを調整してもらっていたショップのマスターから完成したので試運転してくれないか?との電話が入ったので湾口から20分ほど走ってきました。

マスターにナインを見せるためポケットにQチャン(ファルコン超スカイパスナイン)1個だけ持って乗船し、散々講釈した後(笑)バーチカルミノーイングを見せました。

餌とジグには馴染み深いのですが、ミノーやバイブレーションは稀に
ボートシーバスで使用する程度のマスターも興味津々の様子。

「すごく飛ぶんですよ・・・」と言ってキャストし、数十秒カウントダウンして
「ロッドでこんな感じでトゥイッチを入れてもいいし、高速のただ巻きでもいいんですよ」といって巻き始めた途端、とんでもないトルクでヒット!
二人とも感度など気にせず、釣る気持ちゼロでやっていたのでビックリでした。
ヒット後魚探を見たら猛烈な感度でした。

走り方からメジロではないことは
分かりましたが、姿を見るまで??? 
ティップを叩く感じから「もしやマダイ?」
と脳裏を『まさか』という気持ちと共に半信半疑な予感かかすめました。

船に積んでいた6,9フィートのキャスティングロッドにPE2号+フロロ40lbの
タックルでした。
思わぬ楽しいファイトの末、上がってきたのは75cmほどのマダイ
でした。
ガッチリと2本のフックが口内にクラッチフッキングしていました。
試運転だけのつもりで乗船したのでカメラもクーラーも持参していなかったので写真は帰宅後に魚を記念撮影するにとどまり、いい絵は撮れませんでした。
が、予期せぬ良型
マダイのヒットだったのでご報告いたします。



これから魚をさばいてマスターと家内の実家へ配ってきます。
Qちゃんはマダイにも好かれるようで、そのポテンシャルに驚嘆しています。


藤田さん山本です。
素晴らしい引きの強さ(釣運)ですね!
スカイパスセブンは淡路の前川さんがメジロで確かめてくださいましたし、スカイパスナインによる深層域ミノーイングが有効であることが藤田さんによって証明されました。
現場画像が撮れなかったことは残念ですがショップのマスターさん現認ですから異論は無いでしょう。
Qちゃんことスカイパスナインは深層域だけでなく表層の定速メディアム・リトリーブやハード・トゥイッチングでも好結果を出せると考えています。
今回はあっと驚くヒットでしたがQちゃんの性能以上に藤田さんのナイスランディングに感謝です!

ちなみに超スカイパス・シリーズはイワシカラーのみのリリースなのですが最新のBright & Brilliance工程によって作られています。
透明感と輝きが高いレベルに保たれていますよ。
この塗装がもたらす輝きが強い集魚力を発揮すると考えていましたが狙っていない状態でのこのヒットはまさにそのことを示唆しているように思います(第一投ですよね?!)。
セブンの売れ行きにくらべてやや寂しい感じのするナインですがメタルジグとは明確に次元を異にするアクションはやはりミノーの動きなのです。
このミノーイングを深層域から表層まで素早くスムーズに展開できることはジグ一辺倒のこの分野での大きな優位点なのです。
カリスマ的有名人による雑誌告知が市場を席巻している現状ですがボーグの実力を理解して欲しいですね。
ネットを通じてここに来てくださる方の二人にひとりはご理解いただけていると思います。
しかし初心者の方や雑誌しか情報源の無い方々はボーグの存在すら知らないのですね。
また、知っている方も「雑誌に出ていないから信用できない」と思ってしまうようです。
誰も言ってくれないので私が自分で言うしかないのですが(笑)ボーグは本当によく釣れるのですよ。

とは言いつつも私も雑誌を通じてのレポートに向けて努力する必要がありますね。
各誌の編集部の皆様宜しくお願い致します。
藤田さんの次号ソルスト記事、楽しみにしています。


 
BFP (ボーグ・フィッシング・プロポーザー) 藤田千明