Angler Kazunori Maegawa
淡路発オフショア釣行記
平成１６年７月１７日
昨夜、４歳年上の兄から携帯にメールが・・・”明日はマグロ・メジロ・真鯛狙いやぞ”
兄はマイボート所有し、ジギング・キャスティングゲームを楽しんでいます。
私はショアばかり。。。実は船酔いをするので(笑)
朝７時に兄の船『アレグロヴィバーチェ号』に乗船、もちろん”酔い止め”を飲んで(爆)
和歌山沖まで一気に船を走らせました。
ポイントに着くと、いきなり”マグロのボイル”と遭遇、船の前を１０ｋｇクラスが飛びまくり。。。
その光景を見て足の震えを感じました。
はっきり言って、マグロを掛けるのは無理だろうって思っていたので・・・。
しかし目の前に数匹のマグロがボイルしているのを見ると、”ひょっとして釣れるかも”と
兄の絶妙な操舵によってマグロの２０ｍほど手前に船を接近させた
キャスティング開始
もちろん、ルアーはファルコン”７”
ファルコンの上をマグロが飛び交っている状況をみて、心臓が口から飛び出そうでした(爆)。
しかし、マグロが追っているベイトは小さいようでファルコンには食ってくれません。
兄はトップで攻めてますが、やはり反応が薄く、ボイルも沈んでしまいました。
そこで兄が一言、『すぐまた違う所でボイルするぞ！！用意しとけよ！！』
今度は船から２００ｍほど離れたところでボイル、フルスロットで船を操舵
同じ様に兄弟二人でキャスト開始
その１投目、リーディング開始から数秒で”ガツン！！”っが、テンションが掛からない
どうやらマグロにルアーが当たっただけみたいである
その後もマグロ、メジロのボイルを追いまくりましたがヒットできず、ジギングに・・・
兄は良型の真鯛をゲット、私の不慣れなジギングではアタリすら取れず
夕方にもう一度キャスティングでマグロ・メジロを狙うことで意見が一致、さすが兄弟である(爆)
夕方はマグロのボイルは無く、メジロのボイルが始まり兄の操舵で私を好位置に着けてくれた
家族への”お土産”がない私への配慮、ここは兄弟の”良さ”
ファルコン”７”をボイルにめがけてフルキャスト！！
『食え、食え、食え〜！！』、『ガツン！！！』本日、初めてのヒット
無事ランディング完了。。。６０アップ
他の船も同じ様にボイル打ちをしていましたが釣果はポツポツ
どうやらファルコン”７”に反応が良いみたいでした
その後、兄にファルコンを貸してあげると、いきなりヒット！！
６０アップを無事ラン
その後ボイルもなくなり納竿としました
結果はファルコン”７”で４ヒット、４ラン！！！
マダイはボーグではないです。（セブンをジグと同じように沈めて垂直に泳がせればマダイもジグ以上に掛かると思います。セブンは垂直のしゃくりに機敏に反応し素晴らしい垂直ウォブリングを見せます。）
下が前川さんの釣果です。
前川さん
セブンの初ヒット報告ありがとうございました！
セブンのこの第一報を今か今かと待っていたのです。
京都のＢＦＴ（８月より正式契約）藤田さん、ＢＦＴ櫻井さんも頑張ってくれていました。
長崎のＢＦＴ宇土さんは天候不順で釣行できず。
そんな苦戦の中、嬉しいお電話頂きありがとうございました！
この釣果が出せたということは全てが起こりえますね。
今回のマグロのアタリもおそらくはバイトミスだったのだと考えられます。
彼らが間違ってルアーに当たってしまうことはあまりないと思うのですが。
こちらのショアーシイラ攻略は残念ながら不発に終わりました。
しかし収穫もありました。
同行のアングラーさんが現地で即席改造したセブン・ペンシルが非常に良い動きを見せてくれました。
これはシイラのみならずメジロ、マグロ、カツオ等でも威力を発揮すると思いました。
改造と言いましてもセブンのリップを根元でカットしただけのものです。
ご参考までに画像をアップしてみました。
改造についての責は負えませんがセブンを複数本お持ちのお客様でボーグのトップが欲しい場合にはこういうケースもあります、ということです。
またチャンスがきましたら前川さんにはセブンのキャストを宜しくおねがいします。
もしかして船酔いは大丈夫だったのでは？
前川さん前回の釣行
シーバスでの繊細なルアーコンタクトと大洋上に展開するダイナミックな青物LFとの違いはあまりに大きくセブンを初めて手にされる方は戸惑うかと思います。
しかし青物では普通のものです。
そしてセブンでなければやれないパフォーマンスがいくつかあります。
クラッチフッキングはもちろんですがジグとは一線を画す高速引きによるスライドウォブリング、船の真下、または群れの向こう側に沈めてからの斜め、あるいは垂直方向へのジャークミノーイング（ウォブリングによる攻略）などがそうです。
これに加えて改造等（笑）ペンシルによる高速サーフェイススプラッシャーが加えられるとかなり広いというか一本でのパフォーマンスとしては考えられない攻撃の幅とランディング性能が与えられると考えています。
'Tetras、'Pentagonは空に釘を打ち込むようなあのセブンの飛距離には及びませんがそれでも十分に飛びますしウォブリングにおけるよりライトなアピールはシーバスにも使えるでしょう。